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不安を解消し休職を繰り返さない復職を目指す│リワーク支援の選び方

こんにちは。
神奈川県川崎市にある就労移行支援事業所「ルミノーゾ川崎登戸」のスタッフ、まんじです。

休職期間が長くなると、「通勤する体力があるかな」「人間関係うまくいくかな」などなど、その後の職場復帰に不安が出てくるかもしれません。

そんな時、「リワーク支援」を使ってみてはいかがでしょう。リワーク支援とはうつ病や双極性障害など主に気分障害を抱えながら、復職を目指す人のためのリハビリです。
リワークセンターや病院、就労移行支援事業所などで受けられます。

リワークのメリットは?どこで受けられる?

リワークのメリットは、休職期間を利用して、復職の準備ができること。
自宅と通院だけではなかなか難しい、生活リズムを整えたり、自己理解を深めたりと、専門スタッフのサポートを受けながら、様々な角度から復職の準備が行えます。

リワークを受けられる施設は大きく分けて3つです。

  • 地域障害者職業センターが行う職業リハビリテーション「職リハリワーク」
  • 医療機関が行う「医療リワーク」
  • 就労移行支援事業所が行う「リワーク支援」

それぞれリワークの目的や要件などが異なりますので、簡単に解説していきます。

リワークセンターの「職リハリワーク」

公的なリワークプログラムとしては、リワークセンターによるリワーク支援があります。各自治体の障害者職業センターや精神保健福祉センターが実施し、「職リハ」と呼ばれます。
利用料は労働保険から支払われるため、利用者の負担は基本的にありません。
ただ、東京都でも上野と立川の2ヶ所しかなく、通える場所かどうかの見極めが大切です。

【目的】

  • 復帰に向けたウォーミングアップ
  • 体調、心理面の特徴についての自己理解を深める
  • 復帰後の安定した勤務に向けて「セルフケア」「セルフコントロール」を学ぶ

【利用要件】

  • うつ病などの精神疾患で休職している
  • 復職を希望している

利用にあたっては、「リワーク支援説明会」への参加が必要です。
公的支援で利用料がかからないため、リワークセンターは利用枠が埋まりやすい傾向にあります。説明会の予約から利用開始まで2ヶ月近くかかることもあるので、まずは電話などで確認してみましょう。

【参考】
地域障害者職業センター
職場復帰(リワーク)のご案内│JEED(独立行政法人高齢・障害・休職者雇用支援機構)

医療機関のリワーク

精神科のある病院やクリニックなどで受けられる「医療リワーク」は、病気の回復や、再休職の予防を最終目標としています。
認知行動療法など、医学的リハビリテーションとして行われます。
健康保険や自立支援医療制度が使えるのも魅力です。

【目的】

  • 自分の疾患について理解する
  • 病状の悪化や再発を防ぐ方法を学ぶ
  • コミュニケーションのトレーニング

【利用要件】

  • うつ病、双極性障害、適応障害などの疾患により会社を休職されている方
  • 復職の意思が明確である方
  • 生活リズムがある程度整い、リワークプログラムに参加する程度に病状が回復している方
  • 主治医がリワーク利用を了解している
  • 企業の人事または産業保険スタッフがリワークの利用を了解している

この要件をすべて満たしている必要があります。

通院している病院で医療リワークを行っているなら、主治医に相談してみましょう。また、通院先と医療リワークの病院が違っても受け入れてくれます。
その場合は、医療リワーク担当医師の診察で、リワークケア利用の適否が判断されます。

就労移行支援事業所でのリワーク

近年広がっているのが、就労移行支援事業所でのリワーク支援です。
就労移行支援事業所は、もともと「就職前準備」の通所型の訓練施設。通所しながら就労準備性を高める場所なので、就労へのさまざまな蓄積があります。

【目的】

  • 生活リズムを整え、体調管理を恒常的に行う
  • 体力や集中力、指示理解力の回復向上
  • 職場で想定されるストレスの把握、セルフケアの習得

ルミノーゾでのリワーク事例では、会社側から出ている課題に支援員とともに取り組んでいったケースもあります。ご本人さまのニーズや課題に応じて支援内容を組み立てられるのが、ルミノーゾの特徴です。

【利用要件】

  • うつや適応障害、不安障害などの精神疾患で休職している
  • ご本人が復職を希望している
  • 企業のリワーク支援や、職リハ、病院のリワークなどが使えない方
  • 企業や主治医が就労移行のリワーク利用を認めている方
  • 自治体が就労移行のリワーク利用を認めた方

就労移行でのリワーク支援は、先に挙げた公的機関や医療機関でのリワークが受けられない方で、リワーク支援を本人が望んでいること。そして、企業や主治医及び自治体がその必要性を認めている必要があります。
ルミノーゾでは、利用へ向けてのサポートも行いますので、ぜひご要望をお聞かせください。

就労移行のいいところは、多様性です。
事業所ごとに強みや雰囲気が違いますので、ご自身あった環境に出会えるでしょう。事業所数も多いので、ご自身の通いやすい地域選びもできます。

また、ルミノーゾのように復職後の職場定着にも力を入れている事業所もあります。人事や産業医、主治医と協働し、あなたの復職や職場定着をサポートします。

(参考)
リワーク支援│ルミノーゾ川崎登戸

リワークは企業側にもメリットがある

リワークの利用は、企業側にもメリットがあります。
「休職期間を経て復職した社員が、一ヶ月もしないうちに休みがちになり、そのうち連絡が取れなくなってしまった」
こうしたケースは労務の相談でもよく耳にします。

「休職期間が終了したから復職」ではなく、きちんとしたリワーク支援を社員に受けてもらうことは人材確保に繋がります。
リワークは通所型の訓練です。きちんとリワーク施設に通えたという実績は、復職後の勤怠の安定に繋がります。それまで育ててきた人材を失わずに済むのは、企業にとって大きなメリットではないでしょうか。

また、就労移行支援事業所のリワークの場合は、復職後に安定して勤務を続けていくための「定着支援」も行っていることがあります。
ルミノーゾでも、ご本人の希望に応じて、ご家族、医療機関、行政機関などと連携しながら、「ご本人」と「企業」双方のサポートを行っています。

なお、定着支援についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
職場の人間関係から生活面のお悩みまで。職場の「もっと働きやすく」をサポート│就労定着支援

主治医のGOサインが出ているならリワークも検討してみよう

  • 公的機関の職リハリワーク
  • 医療専門スタッフによる医療リワーク
  • 定着支援までサポートのある就労移行のリワーク支援

施設ごとにそれぞれのメリットがあります。
復職へ主治医のGOサインが出ているなら、気になるリワーク施設に問合せをしてみましょう。資料を貰うだけでもいいでしょう。
また、職リハが定員いっぱいで使えなかったら、医療リワークや就労移行といった選択肢がある、というふうにも捉えてみて下さい。

復職後も安定して仕事を続けていくには、職場復帰後のサポートの有無でも検討してみると良いでしょう。
あなたにあった支援で、職場復帰が叶いますように。

また、リワークについてより詳しく知りたい人はこちらもオススメです。
利用条件や費用、利用手順など詳しく解説されています。

リワーク支援に必要な手続きと期間・費用│障がい者と仕事マガジン

ルミノーゾ川崎登戸・川崎宮前平に興味を持たれた方へ

ルミノーゾ川崎登戸・川崎宮前平は、川崎市の方はもちろん川崎市以外の方も利用できます。

川崎市、横浜市、相模原市、厚木市、大和市、海老名市、座間市などの神奈川県の方

世田谷区などの23区の方,町田市、稲城市、狛江市、多摩市、立川市、調布市、八王子市の方も利用できます。

PC・スマホから見学のお問い合わせ・資料請求・質問等を受け付けております。365日24時間受付をしております。お気軽にご相談ください。

電話でのお問合せは044-750-7734までどうぞ。月曜日から土曜日の9時から18時まで受付をしております。

2024年4月の予定

プログラムやグループワークは体験でもご参加いただけます。
気になるプログラムがありませんか?
見学・体験はメールや電話でご予約いただけます。お気軽にお問い合わせください。
一緒に就職へ向かっていきましょう!


4月1日 (月) 郵便物封入

4月2日 (火) 疲労解消法

4月3日 (水) ウォーキング

4月4日 (木) ヨガインストラクターによるヨガ

4月5日 (金) 非言語コミュニケーション

4月6日 (土) ZOOM講義「写真」

4月7日 (日) 休所日

4月8日 (月) 実践パソコン「Word」

4月9日 (火) フラワーセラピー

4月10日 (水) ウォーキング

4月11日 (木) 軽作業「計量・袋詰」

4月12日 (金) 自己理解ワーク

4月13日 (土) 茶話会

4月14日 (日) 休所日

4月15日 (月) 実践パソコン「タイピング」

4月16日 (火) 簡単クッキング会議

4月17日 (水) 紙粘土で小物入れ/ハローワーク

4月18日 (木) ヨガインストラクターによるヨガ

4月19日 (金) 自己理解ワーク

4月20日 (土) 簡単クッキング

4月21日 (日) 休所日

4月22日 (月) 掲示物作成

4月23日 (火) 面接での志望動機

4月24日 (水) 脳トレ/ウォーキング

4月25日 (木) ライフフィットネス「自分にあう休息法」

4月26日 (金) ゲームで磨くチームワーク

4月27日 (土) 創作活動

4月28日 (日) 休所日

4月29日 (月) 実践パソコン「Excel」

4月30日 (火) 創作活動

お電話での問い合わせ時間は月曜〜土曜 9:00-18:00となります。

ご自宅からの個別相談を受け付けています。
詳細は、「新型コロナウィルス対策およびオンライン個別相談のお知らせ」を御覧ください。

ルミノーゾ川崎登戸・ルミノーゾ川崎宮前平は、一般社団法人ルミノーゾが運営しています。

ルミノーゾグループの就職・資格取得実績は以下のとおりです(2024年3月31日現在)

【累計就職実績(2019年4月1日から2024年3月31日)】191名

【年間就職実績(2023年4月1日から2024年3月31日)】47名

【資格取得者数】1385名(累計)

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事業所案内

就労移行支援事業所
ルミノーゾ川崎登戸
電話番号 044-299-9622
受付時間 月~土曜 9:00-18:00
住所 神奈川県川崎市多摩区登戸2698
クレール向ヶ丘2階
アクセス 向ヶ丘遊園駅 徒歩2分、登戸駅 徒歩7分
川崎市指定
事業所番号
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事業所案内/アクセスはこちら

就労移行支援事業所
ルミノーゾ川崎宮前平
電話番号 044-750-7734
受付時間 月~土曜 9:00-18:00
住所 神奈川県川崎市宮前区宮前平1丁目10-6
エコービル202
アクセス 宮前平駅 徒歩2分
川崎市指定
事業所番号
1415501129

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利用開始までの流れ

STEP01
STEP1 お問い合わせ

お問い合わせ

電話やメールでお問い合わせください。詳しい資料をお送りします。

STEP02
STEP2 見学

見学

日程を調整し、実際に見学いただきます。事業所やスタッフの雰囲気を見て頂き、お話をお伺いいたします。

STEP03
STEP3 体験・面談

体験・面談

ご自身の都合にあわせて、プログラムを体験。昼食(無料)もお召し上がりいただけます。

STEP04
STEP4 手続き

手続き

利用を決めたら、お住まいの役所で手続きを行います。不安な方はスタッフが同行いしますので、ご安心ください。

STEP05
STEP5 ご利用開始

ご利用開始

事業所と利用契約を結びます。あなたにあった利用計画を相談しながら1つずつ決めていきます。

ぜひ、ルミノーゾ川崎登戸・ルミノーゾ川崎宮前平に
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