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障害者雇用支援月間とは?内容や表彰される企業
目次
毎年9月は障害者雇用支援月間です。
障害者雇用に関連する様々なイベントやセミナー、表彰式が開催されます。
全国で開催されるイベントや企業主催のセミナー、神奈川県で行われる事業所表彰式をご紹介します。

障害者雇用支援月間とは
「障害者雇用支援月間」は、毎年9月に実施される、障害のある人の雇用促進と職場定着の支援を目的とした取り組みです。この月間を通じて、企業、行政、国民に対して障害者雇用に関する理解と関心を深めてもらうことが狙いです。
主に厚生労働省が中心となって行い、各地のハローワーク、地方自治体、障害者雇用支援機関、企業なども連携して取り組みます。
この月間は、障害の有無に関係なく誰もが「働く」ことを通じて社会参加し、自己実現できる社会の実現を目指す大切な機会でもあります。
障害者雇用支援月間の目的
障害者雇用支援月間の主な目的は以下のとおりです。
- 障害者の職業的自立を支援すること
- 障害者雇用に対する企業や社会の理解と協力を促進すること
- 職場における多様性の実現
- 雇用率の向上と障害者が働きやすい職場づくり
障害者雇用支援月間 実施される主な活動
- 障害者雇用に関するセミナーや講演会
- 優良障害者雇用事業所や模範的障害者の表彰
- 就職を希望する障害者向けの就職面接会や相談会
- 学校・企業・地域社会への 啓発活動や広報
- 障害者の就労を支える テクノロジーや職場支援の紹介
障害者雇用支援月間に関連した主なイベント
今年も全国各地で関連イベントが実施されます。
- 絵画・写真コンテスト 入賞作品展示会
- 第45回全国アビリンピック
- 障害者ワークフェア
- 第33回職業リハビリテーション研究・実践発表会
- ワークリア「精神・発達障がい者の雇用にはじめの一歩」セミナー
本記事ではこの5つをそれぞれご紹介します。
絵画・写真コンテスト 入賞作品展示会

独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)が実施する絵画・写真コンテストです。
絵画、写真それぞれにテーマが設定されています。
絵画コンテスト:「働くすがた~今そして未来~」
写真コンテスト:「職場で輝く障害者~今その瞬間~」
募集部門は次の4つの部門です。
- 絵画コンテスト
小学生の部
中学生の部
高校生・一般の部 - 写真コンテスト
2025年の作品募集は3月1日から6月16日まで行われました。
応募作品から、厚生労働大臣賞、高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長賞などが授与されます。
また、厚生労働大臣賞を受賞した作品を原画とし、「障害者雇用支援月間ポスター」が作成されます。
絵画・写真コンテスト入賞作品展示会は、次の入賞作品の巡回展です。
- 厚生労働大臣賞
- 高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長賞
- 高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長奨励賞
展示会は東京から福岡まで、全国5箇所を巡ります。
それぞれの会期と会場は次のとおりです。
絵画・写真コンテスト入賞作品展示会
| 東京 | 会期 | 9月9日(火)~13日(土) |
| 会場 | 日本橋案内所隣 江戸桜通り地下歩道 | |
| 大阪 | 会期 | 9月24日(水)~26日(金) |
| 会場 | 大阪市役所 1階 正面玄関ホール | |
| 札幌 | 会期 | 10月17日(金)~19日(日) |
| 会場 | 札幌駅前通地下広場 憩いの空間 | |
| 愛知 | 会期 | 11月10日(月)~12日(水) |
| 会場 | GLOBAL GATE 1階アトリウム | |
| 福岡 | 会期 | 11月19日(水)~21日(金) |
| 会場 | 福岡市役所 1階 多目的スペース |
【参考】
絵画・写真コンテスト入賞作品展示会のご案内丨JEED
第45回全国アビリンピック

「全国アビリンピック(全国障害者技能競技大会)」とは、障害のある人たちが職業に関する技能を競い合い、その成果を社会に広く発信する日本の公式な技能競技大会です。正式には「全国障害者技能競技大会(アビリンピック)」と呼ばれ、毎年1回開催されています。
全国アビリンピック参加者
- 全国各地の地方大会(都道府県単位)で選ばれた代表選手
- 15歳以上で雇用されているか、将来的に職業を目指す障害者
- 身体障害、知的障害、精神障害など多様な障害種別の参加者が出場
開催日:10月17日(金)~19日(日)
会場:愛知県国際展示場「Aichi Sky Expo」(愛知県常滑市セントレア)
全国アビリンピックへは、各地方大会で選ばれた代表が集います。
その様子はyotubeでもご覧いただけます。
前回第44回大会の様子。
【参考】
全国アビリンピック丨JEED
障害者ワークフェア

障害者ワークフェアは、全国アビリンピックの一環として障害者の雇用促進のための障害者雇用に関わる展示、実演、体験コーナーなどの総合的な催しです。
2025年は100の企業・団体による出展が予定されています。
展示内容
障害者ワークフェアは4つのエリアで構成されています。
A 職業紹介エリア
働く障害者の仕事の実演・体験や就職した障害者の方々が元気に活躍している職場の紹介。
- 職場や仕事のパネル、DVD等による紹介、会社製品の展示・販売
- 働く障害者の仕事の実演や体験など
B 就労支援エリア
障害のある方々の働く場を広げ、支える仕組みや取り組みの紹介
- 就労支援機関のパネル・DVD等による紹介
- 福祉施設等での作業の紹介や製品の展示・販売など
C 能力開発エリア
障害のある方々が働くために必要な知識・技能等の習得を支援する取り組みの紹介
- 障害者職業能力開発校の訓練内容の紹介
- 特別支援学校の活動内容紹介
D 特設コーナー
2025年の特設コーナーの内容は明らかになっていませんが、例年次のようなものが実施されてきました。
- 福祉車両コーナー
- ものづくり体験教室
- 補助犬コーナー
- パラスポーツコーナー
開催日:10月18日(土)9時~17時
会場:愛知県国際展示場
【参考】
障害者ワークフェア丨JEED
第33回職業リハビリテーション研究・実践発表会

「職業リハビリテーション研究・実践発表会」は、障害者の就労支援や職業的自立を促進するための研究・実践事例を全国から集めて発表・共有する、日本最大級の職業リハビリテーションに関する公式イベントです。
毎年秋ごろに開催されており、2025年は東京ビッグサイトでの開催が予定されています。
開催日:11月12日(水)~13日(木)
会場:東京ビッグサイト会議棟
主催:独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)
主な対象者
- 障害者就労支援に関わる専門職(ジョブコーチ、職業指導員、ケースワーカーなど)
- 特別支援学校や福祉施設の職員
- 医療・リハビリ専門職(作業療法士、臨床心理士など)
- 行政機関、自治体職員
- 障害者雇用に取り組む企業の人事担当者
開催内容
研究・実践発表(口頭発表:80題)
研究・実践発表(ポスター発表:38題)
特別講演「誰もが力を発揮できる職場づくり ~一人ひとりが生き生きと成長し、能力を発揮できる組織へ~」
講師:龍田 久美 氏(オリンパスサポートメイト株式会社 代表取締役社長)
パネルディスカッションⅠ「“働き続けたい”を支える ~高齢化する障害者雇用の今とこれから~」
パネルディスカッションⅡ「“定着・活躍・成長”につながる障害者雇用×雇用の質を高めるための支援を考える」
基礎講座・支援技法普及講習
【参考】
職業リハビリテーション研究・実践発表会丨障害者職業総合センター
ワークリア「精神・発達障がい者の雇用にはじめの一歩」セミナー

画像出典:レバレジーズ株式会社
企業も関連イベントを実施するものがあります。
レバレジーズ株式会社が運営する障害者就労支援サービス「ワークリア」は、就労支援、障害者雇用を行う企業担当者、ワークリアの担当者によるセミナーを開催します。
2026年7月に障害者雇用の法定雇用率が2.5%から2.7%へ引き上げられますが、約7割の企業が未着手という状況です。
一方で、精神・発達障害のある求職者の増加により、画一的なマネジメント手法では対応が難しくなっており、より専門的な対応が求められています。
ワークリアでは若年層の精神・発達障害を持つ約150名の雇用を受け入れ、直近2年間で組織規模が180%に拡大し、定着率90.7%という高成果を出しています。
本セミナーは、こうしたノウハウを活かし、障害者雇用に踏み出すための「具体的なヒント」を企業の経営者・人事担当者に提供することを目的としています。
「精神・発達障がい者の雇用にはじめの一歩」
日時:9月8日(月)17:00~(約90分)
費用:無料
会場:ワークリア秋葉原第2オフィス
主催:ワークリア(レバレジーズ株式会社)
【参考】
9月は「障がい者雇用支援月間」、増加する精神・発達障がい者の雇用に一歩踏み出すヒントを届けるセミナーを開催丨レバレジーズ株式会社
障害者雇用優良事業所等表彰式

障害者の雇用の促進と職業の安定を図るため、次の4つの表彰を行っています。
障害者雇用月間の冒頭に行われ、次の事業所や個人を表彰しています。
- 障害者雇用優良事業所
- 優秀勤労障害者
- 絵画・写真コンテストの厚生労働大臣賞
- 障害者雇用職場改善好事例の厚生労働大臣賞
2025年は次の日程で行われます。
日時:9月9日火曜日 13時30分〜
会場:丸ビルホール
ここでは、前項で紹介した絵画・写真コンテスト以外の表彰を昨年の受賞例とともにご紹介します。
障害者雇用優良事業所等表彰
障害者の雇用の促進と職業の安定を図るため、厚生労働大臣表彰を行います。
- 障害者を積極的に多数雇用された事業所
- 永年にわたり障害者の雇用の促進と職業の安定に貢献された団体又は個人
- 模範的職業人として長期勤続されている優秀勤労障害者
2024年の受賞事業所は次の3件でした。
- 金山コネクタ株式会社(山形県)
- 株式会社環境システムズ(群馬県)
- 生活協同組合パルシステム東京(東京都)
また、優秀勤労障害者は青森県かた鹿児島県までの全国14件事業所から、各1名ずつが表彰されました。
【参考】
令和6年度障害者雇用優良事業所等厚生労働大臣表彰受賞者について丨厚生労働省
障害者雇用職場改善好事例の厚生労働大臣賞受賞
障害者雇用で、雇用管理や職場環境などを改善・工夫し、様々な取り組みを行う事業所の中から、モデル企業が表彰されます。
これらの企業は「職場改善好事例」としてまとめられ、障害者の雇用促進や職場定着のノウハウとして、広く周知活用されています。
2024年の募集テーマ次のようなものでした。
- 加齢に伴う変化への対応
- 本人の意向と業務へのミスマッチへの工夫や配慮
障害当事者が安心してやりがいをもって働ける環境へ職場全体で取り組んだ事例が募集されました。
<取組事例>
- 加齢に伴い現作業への対応が困難になったため、テレワーク等ICTを活用した新しい働き方の実現のための環境整備により就業継続を図った
- 新たな職域開発、配置転換等により、就労意欲の喚起を図った事例
- 作業効率の低下が就労意欲の減退につながらないよう工夫を図った事例
- 業務の慣れから停滞感が生じることのないよう中長期の目標設定や人事評価制度の見直しを行った事例
- オープンポジション採用や、高年齢者が就業可能な職場の作業環境を整備することにより、高年齢の障害者を新たに採用した事例
- 通院等が必要な障害者について、短時間勤務制度を導入したことにより、就業継続を図った事例
- 障害者のリスキリングを通して獲得したスキルを活用し、就業継続を図った事例
など
過去の事例はケースブックや好事例集としてまとめ、web上でも公開されています。
求職者の方はご自身の合理的配慮を考えるロールモデルにもなるでしょう。
神奈川県の障害者雇用優良事業所等表彰
各都道府県でも、障害者雇用に積極的に取り組む事業所や、職業人として模範となる障害者方が表彰されます。
表彰式は各都道府県によって異なり、9月から翌年1月にかけて順次開催されています。
神奈川県では、障害者雇用促進フォーラムの第1部で表彰式が開催されます。
ちょこっとジョブ型雇用の創出!(超短時間雇用)~障がい者の多様な働き方の推進~
日時:9月1日(月曜日)13時15分から16時30分まで(開場12時)
会場:はまぎんホール ヴィアマーレ
プログラム
【第1部】(独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構神奈川支部 主催)
障害者雇用優良事業所等表彰式
【第2部】
〇 知事あいさつ
〇 基調講演:東京大学 先端科学技術研究センター 教授 近藤武夫 氏
〇 雇用事例発表
・EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
リードパートナー兼 Chief Economic Security Officer 國分俊史 氏
シニアマネージャー 森華子 氏
アソシエイト(難病により超短時間雇用で勤務) 須田有美 氏
・株式会社スタックス
代表取締役社長 星野佳史 氏
〇 パネルディスカッション
パネリスト
・株式会社スタックス 代表取締役社長 星野佳史 氏
・川崎障害者就業・生活支援センター 所長 小川菜江子 氏
・横浜公共職業安定所 難病サポーター 鶴見直子 氏
コーディネーター
・東京大学 先端科学技術研究センター 教授 近藤武夫 氏
会場特設コーナーでは障害者職場定着相談や、福祉施設で作られた製品販売も行われます。
【参考】
障がい者雇用促進に向けたフォーラムを開催します!~ちょこっとジョブ型雇用の創出!超短時間雇用~丨神奈川県
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ルミノーゾ川崎宮前平
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